2025.12.06
冬に起こりやすい車トラブルと事前対策
❄️冬に増える車のトラブルと事前対策
― カーショップ神戸が伝えたい“安心して冬を走るためのポイント”
冬が本格的に始まると、車には一年の中でもっとも厳しい季節がやってきます。
気温の低下、路面凍結、積雪、そして乾燥による部品の劣化など、
冬はトラブルが起きやすい条件が揃っています。
実際に、ロードサービスへの出動件数は冬に急増し、
その多くが「防げたはずのトラブル」と言われます。
そこで今回は、冬に特に多い車のトラブルと、
その予防策をカーショップ神戸からわかりやすく解説します。
■ 1. 冬の“No.1トラブル”はバッテリー上がり
冬の朝、「エンジンがかからない…」というご相談は毎年数多く寄せられます。
原因のほとんどは バッテリー性能の低下 です。
気温が下がるとバッテリー内の化学反応が鈍り、
同じ容量でも“出力される力”が夏より落ちてしまいます。
さらに冬は暖房やシートヒーター、デフロスターなど電力を多く使うため、
負担が増えて弱りやすくなります。
★ 予防策
● 使用年数が3年以上なら点検を
● 夜間のライトつけっぱなしに注意
● 乗車機会が少ない方は週1回はエンジンを回す
● アイドリングストップ車は特に要注意
カーショップ神戸ではバッテリー無料点検を実施していますので、
冬前に必ずチェックしましょう。
■ 2. “冷え”によるエンジントラブル
冬の朝、ヒーターがなかなか温まらない、
エンジン音が普段より重たい…そんな症状が出ることがあります。
これは オイルの粘度が硬くなる ことで起きる冬特有の現象です。
劣化したオイルはさらに動きが悪くなり、
燃費低下だけでなくエンジン摩耗の原因にもなります。

★ 予防策
● 冬場は特に交換時期を守る
● 早めのオイル交換でエンジンを守る
● 低温に強いオイル粘度も相談可能
特に短距離しか走らない方は劣化が早いため、
冬前の点検がおすすめです。
■3. タイヤの空気圧低下 + 夏タイヤでの雪道事故
気温が下がると空気圧は自動的に低下します。
空気圧が低いとタイヤがつぶれて転がり抵抗が増え、
燃費悪化はもちろん、偏摩耗やパンクにつながります。
また、冬の一番多い事故要因が“ノーマルタイヤでの雪道走行”。
凍結路面では、溝が残っていても夏タイヤはほとんど止まりません。
★ 予防策
● 月1回は空気圧チェック(冬は特に)
● スタッドレスタイヤは“早めに交換”
● 溝があっても「ゴム硬化」している場合は寿命
冬はタイヤの状態がそのまま安全性に直結します。お気軽にご相談ください。
■ 4. フロントガラス凍結トラブル
冷え込みが強い朝、フロントガラスが白く凍りつくことがあります。
ここで絶対にやってはいけないのが、お湯をかけること。
ガラスが急激に膨張し、ヒビ割れ・破損の原因になるため非常に危険です。

★ 正しい対策
● 解氷スプレーを常備
● 前夜にウインドウカバーをかける
● エアコンの外気導入&デフロスターで徐々に溶かす
ガラスの凍結は対策次第で大幅に軽減できます。
■ 5. 冬は燃費が落ちやすい季節
「最近燃費が悪い」という声が増えるのも冬の特徴。
原因は、
● エンジンが温まるまで燃料を多く使う
● ヒーターや電装品の使用増
● タイヤ空気圧の低下など。
★ 予防策
● アクセルを急に踏まないエコ運転
● 空気圧を適正に保つ
● アイドリングのし過ぎに注意
小さな積み重ねで燃費悪化は抑えられます。
■ 6. 冬に備える“車載アイテム”
冬は急な積雪や渋滞に備えて、
車の中に以下のアイテムがあると安心です。
● スノーブラシ
● 解氷スプレー
● ブースターケーブル
● グリップマット
● 手袋・毛布
● 携帯スコップ
特に山間部を走る方は必須です。
■ まとめ
冬は車にとって過酷な季節ですが、
事前の点検や準備でトラブルのほとんどは防ぐことができます。
カーショップ神戸では、
バッテリー点検/タイヤ交換/オイル交換/冬用アイテム相談
など、冬の安心をサポートするサービスを随時受け付けています。
冬の走行を少しでも安全に、そして快適に。
気になる点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。



