2025.12.07
スズキ vs ダイハツ 〜シニアカーの選び方〜
スズキ vs ダイハツ 〜シニアカーの選び方〜
選び方の前にまずはシニアカーとは・・・・・?
セニアカーとは道路交通法上は歩行者としての区分で通行できる
「ハンドル形電動車椅子」というものです。
「歩行者」としての扱いなので「歩道」を通行し、
信号は「歩行者用の信号」に従って通行します。
スーパーや公共機関でも使用が許可されている所もあります。
歩行者としてなのでもちろん、特別な免許も必要ありません。
気になる速度は調整が可能で時速1㎞から6㎞迄。
時速6㎞を超えないように法律で定められています。
操作は簡単でエネルギーは電気なのでガソリンや軽油などの燃費は必要ありません。
免許を返納したシニア層にとってシニアカーは「車に代わる移動手段」となります。
シニアカーの選び方
高齢者の外出を支える存在として定着してきたシニアカー。
スズキでは四輪タイプのセニアカーがあります。
最近ではスズキに対抗してダイハツが2025年に送り出した
「e-SNEAKER(イー・スニーカー)」が登場しています。
今回はこの2社のアプローチの違いをご説明させていただきます。
♦♦スズキ♦♦

まず、スズキ。40年という長年培ってきた実績と信頼感は抜群です。
アクセルレバーを握れば前進、手を離せばブレーキ。
坂道では自動で減速し、急傾斜では警告音が鳴る。
とにかく“安心して乗れる”ことを最優先にしたつくりです。
大型バスケットを備えていて、買い物や通院のお供に最適。
まさに生活に寄り添う存在といえるでしょう。
♦♦ダイハツ♦♦

一方のダイハツ e-SNEAKER は“乗って楽しい”に重点を置いたデザインが光ります。
自転車のように少し高めの視点で前方を見渡せ、シートは三段階調整。
段差や凹凸に強いサスペンションも備え、乗り心地は軽快そのもの。
充電は家庭用コンセントから2時間半ほどで完了。さらにバッテリーは脱着式で、
屋内に持ち込んで気軽に充電できるのも嬉しい工夫です。
価格はどちらもおよそ40万円前後。非課税対象となるため、
思ったより手が届きやすい印象です。
では、どちらを選ぶか?・・・
安心感と実績を重視するならスズキ!
少しアクティブに外出を楽しみたいならダイハツ!
この違いが大きなポイントになりそうです。
シニアカーは「移動手段」でありながら、
「暮らしの自由」を広げてくれる道具でもあります。
買い物や散歩が楽になるだけでなく “自分の足で行きたいところへ行ける”
という心の安心にもつながりますよね。
どちらを選ぶかは、その人のライフスタイル次第。
大切なのは “自分らしい移動” を支えてくれる一台に出会えることではないでしょうか。
カーショップ神戸では只今スズキのセニアカーを展示しております。
座って頂いたり、操作などの内容はご確認いただけるかと思いますので
免許返納予定の方は一度体験していただけたらと思います。
(入替時期の場合は展示がない場合もございますのでお問合せください)



