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2024.06.11

【プロの整備士が教える】車を長持ちさせる 小技5選!

自分の愛車を長く乗りたい!!

完全に廃車になるまで手放したくない!!

というお客様に絶対読んで欲しい!

 

今回は車を長持ちさせる方法をいろいろ紹介します!

5000KMごとにオイル交換とか12ヶ月点検を受けるとか

急ブレーキ、急発進、急ハンドルはしない!とか

そんなみんな知っていることは今回紹介しません。

 

今回紹介する小技は主に

お金掛からない、普段から意識すれば誰でもできる技

を厳選して紹介していきます!

これであなたの愛車もこれから10年も持つのも夢ではありません!

 

それでは早速一つ目の小技!

①サイドブレーキをかけてからシフトレバーをパーキングに入れる!

普段自分が駐車の時の手順を思い出してください。

シフトレバーをパーキングを入れてから、サイドブレーキを引いてませんか?

そして駐車完了後にブレーキを離し時に、わずかだが車揺れたりしてませんか?

 

実は、サイドブレーキが先なんです!

 

サイドブレーキを先にかけると駐車後の揺れもなくなります!

もちろん先にPに入れてからサイドブレーキをかけるのは間違いとも言えませんので、

どっちかというとサイドブレーキが先の方が車に優しいのです。

そして最近の車は電子制御のサイドブレーキになっている車種も多いです。

電動サイドブレーキの場合はパーキングレンジに入れると同時に自動的にサイドブレーキと連動し、

サイドブレーキをかけてくれます。

 

内部構造としてはPレンジに入れると

トランスミッション内部のロックが掛かり、駆動輪をロックします。

非駆動輪はフリーなため、少し動く可能性があります!

特に坂道や、砂利道などで駐車するときは多少揺れることも多いでしょう。

その場合は内部ロックの歯車に負担が掛かり、

繰り返せばその部品が損傷します!

 

なので、正しい駐車手順は

 

ここで一つ豆知識

英語圏で サイドブレーキ

実は!通じないんです!

和製英語なんです!

 

一般的にはemergency brake エマージェンシーブレーキ

またはhand brake ハンドブレーキ

が使われております!

 

そして二つ目の小技!

②タイヤ止めに当てない/乗り上げない

 

コインパーキング、スーパーの駐車場、レストランの駐車場など

タイヤ止めは数多く存在します。

 

実は、タイヤ止めに当たるまで下がる必要が全くないです!

 

ほんの少し手前で駐車することが非常に大切なことなんです!

当たって駐車するといくつかの問題が発生しますので、見ていきましょう!

 

まず乗り越えてしまう恐れがある。

車が大きく揺れ、足回りに損傷が入る恐れがあります。

タイヤ止めとマフラー、足回りの部品と衝突することもあるため、

例え後ろにほかの車が待っているとしても、

焦らず、安全確認をして、スピードはゆっくりでいいでしょう。

 

 

そしてタイヤにもダメージを与える可能性があります。

ひび割れができてしまい、パンクやバーストに繋がります。

 

スピードで当たってしまうとその分の衝撃は車が受ける。

駆動系にダメージが与えることになるので、

絶対にやめましょう。

 

タイヤ止めに接触した後に、シフトレバーをN(ニュートラル)にし、

ブレーキを緩み、少し車とタイヤ止めとの隙間が出ましたら、

駐車しましょう!

これで駐車時のダメージを経験できます!

 

 

3つ目の小技!

③車が止まっている状態でハンドルを切ることを減らす!

それを「据え切り」といいます、

据え切りをなるべく減らすことです!

 

 

先ほど紹介した技と同じく、駐車時に意識することですが、

結構気にしない人もいます。

 

いつもと違う駐車の仕方になるので、すぐにやめる必要はないです。

 

現在の車の部品の耐久性、品質から見ると据え切りをしても特に部品に

悪影響を及ぼすことはほとんどないです。

 

じゃあなぜ減らした方がいいかというと

タイヤと地面との摩擦でタイヤに摩耗が起こり、

ゴムに蓄積ダメージが入ります。タイヤの寿命が縮んでしまう恐れがあります。

 

最近年々ゴムの値段が高くなっています、

タイヤ代が値上げしているのも事実。

 

ほかには

タイヤローテーションを意識するのもタイヤの寿命を伸ばすことができる。

目安としては年に1回でいいでしょう。

前後のタイヤを入れ替えることで、より負担の大きい前輪に

溝が多い方のタイヤを持って行く。

4つのタイヤの減り具合を均一にすることで、

寿命を延ばせます。

 

少しでも今のタイヤを長く持たせたい、

財布に優しい運転がしたいと考えているのであれば

ぜひ意識して、据え切りを減らしましょう!!」

 

合わせて読みたい記事

これって本当? 車庫入れや縦列駐車でする「据え切り」がクルマを痛める | クルマ情報サイトーGAZOO.com

トヨタGAZOOの記事でJAFの据え切りへのスタンスも書かれていますので

もしよかったら↑↑↑をクリックして、もっと詳しくは知りましょう!

 

 

そして4つ目の小技!

④たまにエンジン高回転に回す!

 

車の回転数のメーターにはレッドゾーンが設けられています。

普通の街乗りの運転ならレッドゾーンところか、

回転数の最大値の半分も超えることもほとんどないでしょう。

 

 

もちろんレッドゾーンまで回すとエンジンに負担がかかりすぎて、

故障してしまう恐れがあります。

 

しかし逆に言えばレッドゾーンの手前まで回しても特に問題はないと

解釈しても問題ないわけです。

 

車は人間の体と同じです。

毎日運動せずに、ゴロゴロと生活していれば、

体が鈍ってしまうんです!

 

エンジンも同様で、いつも低回転しか回らないと、

運動不足で鈍って、調子が出ないことも。。。

 

エンジンを高回転まで回すと、

「空気の吸入量」と「噴射するガソリン」のバランスがとれて、

ガソリンの燃焼効率が良くなります。

そのため、ガソリンが燃え残る事で発生する「カーボン」の付着を防ぐ事が出来ます。

また粘着しているカーボンを燃えて除去の効果も期待できます。

 

普段2000回転周辺しか回さない通常の街乗り走行であれば、

たまに意識して、やってみてもいかがでしょうか。

 

おすすめの高回転の回し方としては、

まずエンジンブレーキを使う!

エンジンブレーキを使うと変速ギアがダウンされ、

エンジンの回転数が上がります。

減速になりますので、下り坂の時はぜひやってみてください!

 

 

エンジンブレーキを活用するとブレーキパットやディスクの減りも遅くなり、

さらにブレーキダストも減りますので、

ブレーキ周りの部品の寿命を伸ばすことができます!

ホイールも鉄粉が減ることによって、

ずっと綺麗な状態に保つことができます。

エンジン内部のカーボン除去の効果も期待できるので、

一石三鳥ですわ!!

 

もちろんずっとレッドゾーンやレッドゾーンギリギリまでの長時間走行はよくありません。

車に負担が掛かり、故障してしまう恐れがあります。

絶対にやめましょう!

 

本当にたまにでいいんです!

ぜひやってみてください!

 

そしていよいよ最後

5つ目の小技!

 

⑤ガソリン満タン保存法!

 

車は毎日乗る派ですか?

2台持ちで1台はほぼほぼ動かしてない

という状況はないですか?

 

そんなあなたに一個小技を紹介!

 

近いうちに動かす予定がなければ、

ガソリン満タンに入れてから保管しましょう!

 

もちろん1週間ほどとかは全然気にせず

ガソリンいれなくてもいいですが、

 

2、3ヶ月以上、動かす予定がなければ、

空気中の水分はガソリンタンク内の錆の原因になりますので、

ガソリンを満タンに入れることによって、

タンク内で空気を減らすことができます。

そうしたら水分も減り、錆の心配もなくなる。

 

またガソリン自体も空気に触れると酸化してしまうので、

1~2ヶ月程度でしたら特に変化はないが、

3ヶ月以上でしたら、ガソリンの酸化による劣化が心配になってきます。

 

酸化で劣化しているかどうかはガソリンキャップを開け

匂いを確認するとわかります。

強烈な匂いがしますので、

軽度であれば使い切ったらいいですが、

かなり強烈でしたら、ロードサービスを呼びましょう!

 

なので、長期間車を使用しない予定でしたら、

ガソリンを満タンに入れてから保管しましょう!

 

いかがでしたか?

お役に立てれば幸いです。

すでに知ってるよっていう人も多いでしょうが、

以上の小技を頭の片隅に入れてくれたら嬉しいです。

 

それではまた次回のコラムでお会いしましょう!