2024.04.30
みんな気になる黄砂対策!知りたい!教えて!!プロが教えるまる得情報◎
皆様こんにちは。
カーショップ神戸のコラムに目を向けて頂き、有難うございます。
皆さん今の時期、花粉に黄砂に頭を抱えていることでしょう。
・中国やモンゴルなどの砂漠地帯で発生した砂漠が原因
・小さくて軽い粒子は風に乗って日本までやってくる
・春先(3~5月)に多く見られる
黄砂の原因は日本国内にあるのではなく、
海の向こうの「中国」や「モンゴル」などの砂漠地帯で発生した
「砂嵐」が根本的な原因です。
そこで舞い上げられた砂が偏西風に乗って日本までやって来て、
黄砂の被害をもたらしているのです。
これは黄砂の特徴「小さくて軽い」ことが関係しています。
砂にもさまざまなサイズがありますが、
大きな砂は重量があるので
風に飛ばされても近場で落ちます。
しかしミクロン単位の砂(タバコの煙と同程度)は風に運ばれ、
中国やモンゴルからでも日本にやってくる事が可能なのです。
しかしながら、そんな黄砂ですが、
年中同程度の規模で発生しているわけではありません。
黄砂が日本にやってくるのは主に3~5月が多い。
いわゆる春の季節です。
春になると、気温が上昇して上空で低気圧が発生し、
砂嵐が起こって砂が上空に舞い上げられます。
そのため、春の季節に黄砂が日本にやってくるというわけです。
今回は車のボディに降りかかる黄砂の洗車の仕方をお教えします!
黄砂は洗い流しても洗い流してもすぐに付着し、厄介ですよね。
皆さん黄砂って実は非常に硬いん(石英や長石など)です。
その為、車体に付いた黄砂を擦ることで
塗装面にスクラッチ傷(洗車傷)をつけてしまいます。
黄砂はとても細かく、風などで舞いやすい。
だから塗装面には付着しやすい性質となります。
「じゃあ、どうせ汚れるのなら、細目にするのは体力の無駄じゃん!!」
それは間違いです。
黄砂というのは厄介なもので、
黄砂が付着した状態で炎天下や雨に濡れて放置していると、
たちまち塗装面に固着し同体かしやすくなり、
洗車での除去が非常に困難になってしまいます。
放置され続けた黄砂は、やがて乾いた状態でも化学反応によって
時間とともに凝縮し、塊となってしまいます。
そして塊となった黄砂は酸性雨にあたり、
化学反応で重度のシミとなります。
雨で積もり積もった黄砂が洗い流されるという事は絶対にあり得ませんので
お間違えの無く。
黄砂でシミになってしまった時は迷わず、
コーティング専門店での除去をお勧めします。
黄砂はできるだけ早めに除去することをが重要ですね。
できれば1週間に1回は洗車をおすすめします。
洗車のポイント
その1~
まず高圧洗浄機の水圧で黄砂を予め落としておく事がとても大事です。
そうする事でボディに傷をつける心配はありません。
その2~
弱アルカリ性タイプのカーシャンプーで塗装に優しい洗車用スポンジをつかい
よく泡立てて洗いましょう!
その3~
マイクロファイバークロスで優しくふき取りましょう!
マイクロファイバークロスは、できるだけ厚手で柔らかい素材を選びましょう。
弊社がつかっているクロスはコストコでも購入可能な
マイクロファイバータオルです。
こちらも宜しければ参考にしてみてくださいね!
洗車の注意すべき事
その1
洗車機は使わない!
洗車機は短時間で車を洗える便利な手段ですが、黄砂時期の洗車では避けましょう。
なぜなら、洗車機のブラシが黄砂によって微細な傷を
塗装面につけてしまう可能性があるからです。
黄砂は硬く、鋭利な形状をしているため、洗車機の強力なブラシで強く擦られ、
傷が深くなる場合も。
加えて、洗車機では傷になった部分だけを特別にケアできませんし、
完全に黄砂を取り除くことも困難です。
そのため、ガソリンスタンドなどで予約できる手洗い洗車コースを利用するか、
自宅や近くのコイン洗車場などを利用してご自身での手洗いをおすすめします。
平年では、3月と4月がピークですが、5月も度々黄砂が飛来しており、
5月いっぱいは注意が必要になります。
その後、6月になると黄砂観測日数はグッと減り、
7月から9月はほとんど観測されなくなります。
もう暫くは、厄介な黄砂問題が続きますね。
皆さん一緒に手洗い洗車、頑張っていきましょう☺